学校に行かない生き方
2024年10月2日

「みんなのすえっこから みんなのアニキへ」学校へいかない生き方ってしってる?#14(後編)

miwa

今回で14回目になったK2クラブハウスプレゼンツ「学校に行かない生きかたって知ってる?」シリーズ!

さまざまな業界や切り口で、若者支援の活動に携わる、さまざまな方の来し方生き方行く末あれこれを、おなじみ菊ちゃんが石巻の拠点、K2ハウスからお話を伺っています。

菊ちゃんは、共同生活を生業にどっぷりハマってこの道20数年!!のプロフェッショナル。もはや仕事が生活なのか、生活が仕事なのかが分からないボーダーレスな生きかたをする日々を送っています。
かたや今回のゲスト、育て上げネットの阿部渉さんも、びっくりするほど仕事っぽくないはたらき方をすることで定評がある御仁です。(これはホメ言葉)

前編では育て上げネットに阿部さんが20歳でつながるまでのお話、ジョブトレを通して成長し、メンバーより若いスタッフとしてさまざま悩みながらも、誰よりも一生懸命仕事がんばる!と奮闘している時期のお話を伺えました。

気になる後編は、働いているように見えないはたらきをする阿部さんの余暇の過ごし方です。引き続き、お楽しみください!

今、色々お仕事されてて、楽しいなっていうのもあると思うんですけど、ぶっちゃけしんどいなみたいのあったりします?

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

しんどいなってことですか。僕、多分ちょっと変人で。変わってると思うんですけどね。もうほんとに20歳の時からこのよくわかんないNPOって世界に来て、仕事なのかプライベートなのかよくわかんないこの境界線に、ずっと馴染んでたっていうのと、利用者からスタッフになるまでの期間も、スタッフも含めてみんな年上しかいないんですよ。なのであまり仕事とプライベートっていう区別が昔からなくて。

阿部さん
阿部さん

しんどいなってことは、正直あまりないんですけど、強いて言えば、この業界の休みの取りづらさはあるかな。あとは年齢を重ねて僕は40歳になるんですけど、時代とともに参加してくる若者たちの価値観や考えていることが大きく変化してきている。そんな中で若い子たちに合わせていくのに、ちょっと苦労してるかなって。

一生懸命youtube見たり、雑誌見たり、若者たちの最新のtiktok一生懸命見たりですね。
最近はBerealっていうのが流行ってるということで、高校生たちに教えられて、毎日Berealの投稿を欠かさずやったりしてますけど。そういう情報をキャッチして、彼らについていくための努力はちょっとしんどいなと。

私もずっとこの業界しか知らんくって、もう20年ぐらいずっと共同生活ばっかりしてるけど、いつまでもできる仕事でもないし、かといって本当に年齢差がどんどんできてきちゃうし、体力もないし、なくなってくるし。

でも仕事なのか生活なのかって言われたら、もう全てが一緒やから。すごい不思議な感覚では確かにあるし。
休みは取りづらいですね。だから、休みなのか休みでないのかっていうのは、そうですね。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

しんどいなってことは特に大きな不満はないんですけどね。やっぱり年齢とともに、ちょっと体に負担あるなとは思いながら。

じゃあ休みの日は、ストレス発散でこんなことしてますよ、とかあるんですか?

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

しんどいなってことは特に大きな寝だめできない人で。
休みの日でも普通に、もうおっさんだからなのか、6時とかに起きちゃうんですよ。不満はないんですけどね。やっぱり年齢とともに、ちょっと体に負担あるなとは思いながら。

めっちゃ早!

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

僕はドライブするのが好きなので、周りには申し訳ないですけど、音楽爆音にしてあまり迷惑かけない程度に1人カラオケ状態とか。
あとは仕事終わって10時11時から翌朝の2時3時ぐらいまで、ずっと、オンラインゲームしてますね。

それは正直、疲労にも繋がりますけど、オンラインで出会うフレンドさんっていうんでしょうか。そこでボイスチャットするんですけど、それがたまに、悩み相談になったり。結局そこでも繋がる。

多分、10代の子なんだろうな。学校行きたくなくて。親がゲームするなって言うんだけど、とかちょっと愚痴聞いたりして。自然と仕事っぽくなっちゃったりする瞬間もありますが、ゲームしてる瞬間は1人の世界に。

大人でも仕事じゃない時間のそういうのって面白いよね。変な話、責任もないというか。ちょっと普段の自分じゃない感じで関われる気がする。
車でもあっちこっち乗ってドライブ行ったりするんですか?

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

そうですね、行き当たりばったり、もう計画決めないで、ふらふら行っちゃう。

そんな感じがする。急に思い立ったら、夜中に星見に山奥行くみたいなことできちゃう人なんだ。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

はい、あまり次の日の仕事のこと考えずに、思い立ったらすぐ、本能のままですね。

この対談をずっとさせてもらっていろんな方に話聞いてたら、いろんな人との出会いで変わった、人生観変わった、きっかけになったっていう話を皆さんから聞くんですけど。

自分の人生で、この人に会ったから大きく変わった、この人の結構影響受けてるなみたいなのあったりしますか?

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

そうですね。そもそも僕が利用してた時に、こまめにケアしてくれた職員が、僕が入職して1年ぐらいしたら辞めちゃった人なんですけど。その人がもう神様のように優しかったんですよ。
僕は支援者になりたいっていう思いはなかったんですけど、関わり方が自然というか、ちょっとしんどいな、ちょっと相談したいなって時に、アンテナを張ってるせいなのか、感づいて声かけてくれるような、見えないところでの配慮であったり。
逆に家で色々親と喧嘩して、めんどくせえな、行くのだるいなって、誰にも話しかけてほしくないみたいな時には、そういう空気感っていうのを、察してあえてそっとしてくれる

阿部さん
阿部さん

当時の自分はワガママだったと思います。自分は話したいなって思う時と、1人にしておいてくれっていう時があって、自分勝手で。そういう時にうまいこと付き合ってくれた職員の方の関わり方が、自分にとってすごく心地よかった。
もしここで働くってなった時に、まさにあの人のように関わる若者に対して上からではなく、別に偉そうにスタッフだから、社会人だからっていうことではなく、単に1人の人間として受け止めてあげるっていうのもそうですし。一緒に悩んだり、一緒に考えたりしていける。

まさにその人のようなスタッフになれたらいいなと思って始めました。ロールモデルに近いのかもしれない、その人への憧れはあったかもしれないです。

私の勝手なイメージなんですけど、そこがめっちゃ居心地よくなってしまったら、ずっと人は動かずに溜まっていってしまうことはないんですか。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

いや、結構ありますよ。スタッフになってから、居心地のいい環境を作ってあげたいなっていうのもあって。定着しすぎちゃって、働かなくなっちゃうっていうんでしょうか。現状で満足しちゃう。僕も多分当時あったと思いますけど。
そういった時にね、普段は見守っててくれたり、楽しく振る舞ってくれてる人が、急に早く出てけよみたいな、仕事しろよっていう風に言ってくれるのも、はげみにもなりますし。

阿部さん
阿部さん

僕も多分そういう関わりで、仲良くなっていきたいと、まず彼らに信頼してもらえるようになりたいなって思って関わっていくんですけど。それが馴染んでいくと、安心できる人として依存してしまうというか、頼ってしまうところもある。

そうなっちゃうと、より社会に出ていくスピードが遅れてしまうかなと思うと、急にちょっと冷たくしてみたり、早く出てけよみたいな。

僕も平気で言っちゃうんですけど。いつまでいんねん、ここはずっといていい場所じゃねえぞみたいな感じで、適度に受け止めつつも、もう十分外で活躍できる力はあるよっていうことを、伝えていきながら、背中押していく。

すごい大事やな。すごい居心地いいけど、そこで年齢だけ重ねていって、その次になかなか行けないというのはよく聞くし。

これから居場所ってどんどん出来てくるんやろうけど、そこから次に押し出せる人。そこで関係性を作った上で、しっかり押し出せる人がいないと、居場所は本当に機能していかないんだなって。

菊ちゃん
菊ちゃん

K2は居場所じゃなくて基地って言っているんですけど。
来て、しっかりエネルギー充電して、行けって言って出して

で、またエネルギーなくなったら、帰ってきて充電して。どっかで誰かが、きついかもしれんけど社会に送り出す。でも、ここに帰ってきていいよと安心できる場所が土台としてちゃんとあって、送り出しもできるってのが、居場所として1番大事やなってのはすごい思います。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

戻って来れる場所としてね。いつまで育て上げがあるかはわかりませんけど、それでもいつでもある居場所としてね。うまくいかなければ別にそれで全て終わるわけじゃないですか。またいつでも戻っておいでよって。そこに位置付けるっていう。

居続けてもいいけど、チャレンジする場だよって。今ここに安心できるんやったら、今のうちにチャレンジしてこいよ

で、帰ってきたらいいやん、万が一あかんかったらって。あわよくばうまくいったらラッキーやんみたいなね。

それができる人って、なかなかスタッフでも難しいと思うんで、やっぱりすごいなと。長年やった感覚として、身に染みてらっしゃるんかなって思いました。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

まあ、まだ組織も小さかったのでね。今は研修をバシバシやってますけど、当時は誰にも教わるわけでもなく、自然と現場に放り込まれて。

染みていったんでしょうね、いろんなものが。あといろんなスタッフさんやメンバーとの関わりも見ながら、自然といろんなものが身についていったんでしょうね。もう本当に大事やと思います。スタッフのそこの押し出しは。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

ほんとですよね。別に好かれるわけにかれるためにやってるわけじゃないので。
嫌われる勇気というか、言うべきことはね、言うっていう。本人のためになるんであれば、きちんと言うことは言った方がいいと思います。
ただ、その言うタイミングっていうのは、もちろん信頼貯金っていうか、関係性が伝わっていないと、言ったところで伝わんなかったりもしますし、ただ「ひどい言い方された」で終わっちゃうと思うんで。そのためにどれだけ日中活動の中で、彼らと関わる時間を大切にするかっていうところが重要なんじゃないかなと思うんです。

嫌われる勇気って、ちゃんと関係性があったら、多分言える勇気になるんやなと私は思うんですよね。こんだけのことをやってきたから、私ちゃんと伝えられるみたいな。そういうところで変わっていくんやと思います。

じゃあ今までね、長年このジョブトレをずっと担当されてますけど、これからやってみたいことってあったりするんですか?

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

やってみたいたいことですか。僕、何度かK2さんにお邪魔させてもらった時に、やっぱりお店楽しそうだなっていうのは思いました。基本的にジョブトレの仕事体験っていうのは、その地域のいろんな方々から依頼を受けて、マンションの定期清掃をしたり、農作業したり、ゴミ拾いしたり、お御輿担いだり。お祭りでは物を売ってみたりいろんなことしますけど、自分たちでお店持って、真剣にお金稼ぐっていうことも面白そうだなって、見ていて思いました。

阿部さん
阿部さん

あとは個人的なやりたいことですけど、車に乗って移動するのは好きなので、ちっちゃな規模でいいですからハイエースに若者を乗せて、全国旅してみたいなみたいな。強制的に全国に連れていって、その土地でいい仕事、いい環境といい人と出会えれば、「じゃあそこで頑張ってね」みたいなことですね。

うちのK2ができたいちばん最初の頃、代表の金森克雄がみんなと船に乗って、「とりあえず海外行くぜ!ヨットに乗れ」みたいな。何があるかわからんけど、体験できるぞみたいな。それと多分一緒かもしれないですね。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

ね、いろんなものを見てほしいな。いろんな人との出会いっていうのは、僕も早くから業界に来たからっていうのもあるんでしょうけど、かなり年上の人やいろんな方と、出会うきっかけっがあったので。
そこで自分のことよりわかるっていうか、見えてくるっていうのもあるし。あれ楽しそうだな、これやってみたいな、ああいう人みたいになりたいなとかね。いろんなモデルと出会うと思うので、いろんなことさせたいなとは思います。

ちっちゃい空間の中で人間関係も色々あって、揉めたり、色々あって、でも折り合いつけたりも楽しいと思う。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

あとは僕、基本的には宿泊も多分苦じゃないだろうなと思います。夜のユースセンター始めて、今9時で皆さんを帰してるんですけど、案の定帰らないんですよ。10時とか11時に、皆さんを追い返してからスタッフも帰るんですけど。

そういった時に、めんどくさいな帰るのって思っちゃうんですよね。だったら宿泊を伴う支援はしないけど、一時的に1泊できるような、シェルターじゃないですけど、そういったところでみんなとね、ひとり暮らしの練習じゃないですけど、朝を迎えるっていうような感じで長い時間関わるっていうこともしたいな、なんて思っていて。

あんまりそんなこと言うとね、怒られちゃうので、余計なこと言わないでおこうと思います。

タバコ場でポロっと言ったら、事業になっちゃう可能性もなきにしもあらずやから、ちょっと考えて発言したほうがいいかもしれん(笑)

育て上げネットさんでは、生活支援の部分では何かやってるっていうのはないの。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

そうですね。基本的にはその、ジョブトレっていうのが自主事業になっていて、いわゆる就労に向かっていくための土台作りはしますけど。でも、一部には働きたいって思いを強く持ってくる子もいれば、「俺は働かねえぜ。働いたら負けだぜ」って言ってくる子もいるので。

だから働きたくないって言ってるから、じゃあうちは利用できないねっていうことはないので、働かないなら働かないでもいいからうち来いよと。で、うちに来てゲームでもなんでも、サッカーでもなんでもいいからやって、元気になろうぜっていう話だと思うんで。

それでもトレーニングって結構な種類あるもんなんですか。それも、企業さんがよかったら若者来ませんかっていうようなお話が来る感じなんですか。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

ジョブトレの仕事体験のプログラムに関してはそんなに多くないですね。本当に掃除に行ったり、農業行ったり、保育園行ったり。本当に経験そのものが実際の仕事に生きるかって言われると、そうではないと思うんですよ。だからあくまでも、集団で動く、仕事上で最低限必要なコミュニケーションを取る手法を学ぶ、また失敗してもいいから色々練習してみるっていうのもそうですし。
あとやっぱり、誰かに頼ってみる、誰かの力になってみるっていう、教えたり教えられたりっていうのも含めて、そういう機会が大事だなとは思うので、基本的にはそういう体験の場が中心になっています

阿部さん
阿部さん

朝起きれない子もいるので、生活指導まではいかないですけど、やっぱりリズムを作れるように、きちんと朝から来れるようにする目標を立てる子もいますし、午後からでもいいから来なさい、起きた時間でいいから、夕方でもいいから来いっていう子も中にはいます。本当に人それぞれかもしれませんが、最終的には、企業のインターンシップみたいなところで、より規則正しく決められた時間に出社できる、ちゃんと挨拶できる、これできるっていうような、最低限の基礎ができてくれば、いろんな企業さんに1週間、10日間インターンでお願いして、そこで就業に繋がるっていう若者もいます。

いろんな企業でインターンしてみて、自分がここなら働けるなっていうインターン先は、阿部さんが開拓されたりするんですか。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

いや、僕は基本的にはやってなくて。僕は立川に住んでた時期もあったんですが、この地域にずっと長くいることもあって、育て上げネットとしての商店街の理事会の役員なんですよ。

どちらかというと僕は地域の方から、
「若い子紹介してくれよ、こういう仕事やってほしいんだけど、お金払うから頼むよ」みたいな感じで、地域の方からの仕事だったり、企業開拓っていうと大きい言い方かもしれませんが、そういう関係性を持つことは多いです。

企業開拓そのものは、基本的に組織として専門のチームが学校連携をしたり、様々な企業の営業を受けて、通いの若者たちを理解していただける企業と繋がっています。

大事ですよ、商店街大事ですよね。自分たちの地元にね、愛される、必要とされるって大事ですよね。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

はい、でも今だに子育てネットって言われてますからね。

育て上げネットじゃなくて?

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

「お前らいつも何してるんだ」って言われますからね。
地元に根付いていること、活動している若者がたくさん来てるっていうのを、知ってもらわないと怪しい団体、みたいな感じになっちゃう。

地元の方から「手伝って」と声がかかるってのは、すごい嬉しいですよね。
私たちもこの石巻で共同生活をもうずっとさせてもらってるんですけど、近所の方の理解があるから、ずっと今まで続けてこられてるしね。

一風変わった若者たちがいっぱい住んでる家なんで、多分普通からしたら怖い、危ないって思われるけど、それを近所の方がみんな楽しんで、今日は誰々君こんな歌、歌ってたよ、歩きながらこんなんしてたよ、どこで誰が見てるかわからんぐらいみんな見てくれてる。で、若者たちも多分見てもらってるって嬉しいんやなって、最近すごく思います。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

そうですね、声かけてもらって。自分自身もそうでしたけど、誰かに認められたり喜ばれる瞬間って、家にいれば身近な家族しかいない。で、家族が褒めるわけないじゃないですか。

それこそ保護者支援で相談ずっとやってて
「息子さん、娘さんをしっかり褒めてあげましょうね」って、今だったらあるかもしれませんけど。
当時「ちょっとお手伝いしたぐらいで当たり前でしょ」みたいなこと言われれば、この野郎って思いますし。

阿部さん
阿部さん

純粋に、周りの大人の方に褒めてもらう、喜んでもらうっていう瞬間は、スタッフのフィードバックより僕は嬉しかったですね。

「スタッフだから言って当たり前でしょ」
「お前ら慰めてくれてるんだろう」って僕も利用者の時に思いましたし。
「自信を持たせるために、わざわざ言ってたかな」って勘ぐったりするんですけど。

でも地域の人、支援者じゃない大人たちからのフィードバックは、もうまさにほんとの気持ちというか、それを受け止めることが、すごく大事なんだろうなって思って。

「誰かのためになれてるのかな」
「ようやく社会の一員になりつつあるのかな」って思えると、外に出ること、チャレンジしてみることへの恐怖みたいなものは和らぐんじゃないかな。

やっぱり、どっかで、社会に何らかの形で繋がってるっていう安心感はね、みんな必要なのかもしれないですよね。

菊ちゃん
菊ちゃん

もっと聞きたいことがいっぱいありながらも、気がついたらあっという間にちょっと時間が。もっともっと深掘りして、笑顔の後ろにありそうなものをもっと探り出したかったですけど。またまた機会があればねえ、夜の部でもなんでも。いろんなスタッフ同士が色々話して、あるあるっていう話したいですね。同じ業界で話す機会もないんで。

菊ちゃん
菊ちゃん
阿部さん
阿部さん

スタッフともね、また交流の機会が持てたらいいなと思います。今日はありがとうございました。

この記事の前編はこちらのリンクから読むことができます。

miwa

K2マガジン編集部中の人です。マンガと本と犬好き。美味しくて楽しいお酒はもっと好き! 基本的におもしろがりなので、なんでもおもしろいです。 K2マガジン、K2クラブハウスでは、今まで会わなかったような人やおもしろい体験をするきっかけを見つけてもらえたら嬉しいです。