K2紹介
2026年11月2日

ポケモンGO、そして精神科医療。柏院長に聞いた、趣味とK2と「一人ひとり」の話

編集部

診察室では聞けない柏先生の話。提供写真を使用したK2マガジンのサムネイル

K2のメンバーが日頃お世話になっている、ハートクリニック横浜の柏淳(かしわ・あつし)院長。今回は自己紹介やK2とのつながりから、ポケモンGO、特撮、医療・福祉の話まで、じっくり伺いました。

途中で同席していた人たちも加わり、話は子どものゲーム、学校、薬のことへ。雑談も含めたインタビューを、会話形式でお届けします。

提供写真を編集し、右端の人物を除去した二人の記念写真

編集部:まずは改めて、簡単に自己紹介をお願いします。

柏先生:柏淳といいます。精神科の医師で、横浜駅近くのハートクリニック横浜の院長をやっています。開院して、ちょうど17年半ですね。K2の皆さんとはわりと初期から関わっていて、たぶん15年以上になると思います。

編集部:最初にK2とつながったきっかけは、覚えていらっしゃいますか?

柏先生:覚えてないんだよね。誰が最初だったのかな。たまたま来られて、そこから続いているんだと思うんですよね。

編集部B:もともとK2の医療スタッフががハートクリニックを知ったのは、発達障害者支援センターの人からの紹介だったと思うんですよね。

初期にクリニックを訪れたK2のメンバーについて、受診日が偶然誕生日だったとき、受付で「今日お誕生日なんですね、おめでとうございます」と声をかけてもらったエピソードも出ました。ご家族は、そのひと言で安心できたと何度も話していた、と振り返ります。

正確な時期や順序は当時を知る人の記憶によりますが、受付でのやりとりは、長い付き合いの始まりをたどる会話の中で印象に残る話でした。

編集部:今日は趣味の話も聞きたいと思っていて。先生のポケモンGOの話はよく耳にするんですが、イベントにも出られているんですよね?

柏先生:イベントね。招待されているんです。チャンピオンシップに出てくるような、そういうことでは全くないので。そこまでレベルが高いわけじゃないですよ。

編集部:ポケモンGOは今年で10周年ですが、始めたのは最初からですか?

柏先生:最初の日からやっていますね。

編集部:ポケモンGOの前から、ポケモンが好きだったんですか?

柏先生:ポケモンが好きな人って、昔からゲームをやってきているじゃないですか。僕は全くやっていないんですよ。ゲームをやるとやばい、という自覚があるので。

柏先生:僕らの世代は、大学に入った頃からコンピューターのゲームがいろいろ出てきて。ゲームセンターでインベーダーゲームをやっていたんです。かなりハマって、一時やばかった。

柏先生:自宅にあったら、そればっかりやって勉強しなくなると思ったから、基本的にファミコンなどは一切買わずに。パソコンは持っていたので、それでできるものをちょっとやるくらい。だから、実はポケモンとは全然縁がなかったんです。

柏先生:実は僕、株式会社ポケモンの顧問医なんですよ。

編集部:えっ、そうなんですか?

柏先生:そうなんですよ。会社とのつながりができて、そこからポケモンをやるようになったんです。やるといっても、そんなにいろいろできないから、結局ポケモンGOを集中してやっているんですよね。

編集部:顧問医ということは、社員の方の相談を受けたりするんですか?

柏先生:相談を受けたりして、一応、月に一度行って、そこで社員の相談を受けたりしています。

編集部:ポケモンGOが続いているのは、何か理由があるんですか?

柏先生:やっぱり、ちょっと動くじゃないですか。実はその前に、Ingressというゲームがあるんですよ。

柏先生:いろいろな場所をつないで三角形を作って、陣地を競う。地球上で青チームと緑チームが陣取り合戦をするゲームです。

柏先生:教えてもらって始めたんだけど、これが結構いい運動になるのね。そこまで行かないと陣地が取れないんです。結構ガチでやりました。

屋外で手に持ったスマートフォンと、背景の木々
ゲームをきっかけに、街を歩く楽しさも。写真はイメージです。写真:Elena Chioru/Pexels

柏先生:その後にポケモンGOが出てきて。最初はIngressも面白いからそっちをやっていたんだけど、ポケモン社とのつながりもあるので、今はポケモンGOをやっています。イベントにも参加したり。この間は長崎のイベントに行きました。

編集部:僕も今回、久しぶりにポケモンGOをやったんですよ。だいぶ変わっていましたね。当時は捕まえるだけという印象でしたけど、今はみんなで戦うものもあって。ハートクリニックのある横浜駅のあたりが聖地みたいになっていると言われたんですが、あの辺はよく出るんですか?

柏先生:わりと出ますよね。初期は横浜でのイベントも多かったです。

編集部:先生は今、どういうプレイをしていますか?

柏先生:イベントで何かが出るときなんかは、横浜駅周辺にたくさんいるので。仕事が終わった後、1、2時間うろうろしたりはよくしています。

柏先生:数えたことはないけど、図鑑はかなり埋まっています。地域限定のものもあるから、海外に行ったり、海外の友達と交換しないともらえないものもあるんですよね。そういうのは難しいけど。

編集部:毎日ログインする感じですか?

柏先生:必ずやっていますね。完全に生活になっています。朝、まずつけてログイン。

編集部:個体値を厳選したり、そういうやり込みもするんですか?

柏先生:そこまでやるとやばいですよね。集める方。昆虫採集みたいな。ゲームには集める要素とバトルの要素があるけど、僕は平和主義者なので、バトルは好きじゃない(笑)

編集部:育てたり、卵をかえしたりは?

柏先生:それはやります。進化させないと図鑑が埋まらないので。バトルをやらないから、何タイプが何タイプに勝つとかは、全然分からないです。

編集部:先生はゲームをしないようにしてきたんですね。僕もゲームが好きで、やばいと思いつつやっちゃうんですけど。

柏先生:パソコンでできるゲームはやっていて、それでもやばいときはあった。ロールプレイングゲームをやっていると、外が明るくなってくるとかね。こうやっていると医者になれないなと思って、ゲーム専用機は買わないようにしようと。

編集部:今はスマホでできてしまいますね。

柏先生:人に気をつけなと言って、自分もやっちゃうもんな。スマホで時間の使い方が変わっちゃっているよね。YouTubeを見ているだけでも。

編集部:今はお忙しいですけど、そろそろほかのゲームもやろうかな、という気にはならないですか?

柏先生:ハマったら大変なのが分かっているから。引退したらやるかな(笑)

白いテーブルに置いた青と赤のゲーム用コントローラー
夢中になる楽しさと、時間の使い方。ゲームとの付き合い方の話に添えたイメージ写真です。

編集部:ゲームの課金との付き合い方は難しいですよね。

柏先生:何かと課金になるからね。ダメとは言わないけど、節度を持ってやらないとね。

編集部:K2でも、ゲームのチャットでトラブルになったという相談が来ることがあります。見たことも会ったこともない人とやりとりをして、喧嘩して気分が悪くなってしまうとか。やりとりをやめても、その後が気になって、どうしたらいいんですか、と。

柏先生:そこは本当に難しいね。大人でも難しいんだから子供はよけいに難しいよ。

窓際で、ピースサインと手を振るポーズをしている二人の提供写真

編集部:この15年、20年くらいで、患者さんや医療の現場に変化は感じますか?

柏先生:僕の外来は紹介される人が多くなって、発達障害の人が多くなっているのは確かですよね。

編集部:制度として確立されてきたものがあって、助けられている部分もあります。でも、それがあるからこそ柔軟に対応するのが難しいときもあるんです。医療の現場ではどうですか?

柏先生:質の問題はありますよね。スタッフが交代すると、それまでよかったところが、そうじゃなくなることもあるし。

編集部:最近話題の「痩せる薬」。医療機関でも処方します。というところが出ていますが、先生のところではどうですか?

柏先生:自分では出さないですけどね。使っている人は増えてきています。本来は糖尿病の薬だからね。必要な人はいるけど、必要ない人はまずはポケモンGOで軽く運動をおすすめしますよ。(笑)

編集注:日本でのマンジャロの承認された効能は2型糖尿病です。同じ成分のチルゼパチドを使う肥満症の薬には、別製品のゼップバウンドがあります。単なる減量と医学的な治療が必要な肥満症は区別されます。

編集部:先生の名刺のデザインからは特撮好きなのも窺えます。

柏先生:僕、特撮はうるさいですよ。

編集部:今でも好きですか?

柏先生:そうですね。日曜朝は仮面ライダーから始まるから(笑) もう直ぐ公開のゴジラ -0.0も楽しみです。

柏先生:実はあさって(2026年9月28日時点)、朝6時からオンラインストアに並ばなきゃいけないんですよ、私は。

編集部:えっ、何があるんですか?

柏先生:スタバとコラボのマグとかが出るんですよ。ちょうど、このタイミングで17年半使っていたマグが壊れまして。これは買え、ということになって。

木のテーブルに置かれた白いマグカップ
17年半使ったマグから、次の一つへ。写真はイメージでです。

柏先生:つながるかどうか分からないけど、チャレンジしようと思っています。

編集部:先生が買うのは、タンブラーですか?

柏先生:ステンレスボトルというか、診察中に飲みやすいタイプのもの。

編集部:じゃあ、ゲットできたら診察のところに置いてあるんですね。

柏先生:置いておきますね。(笑)

編集部:じゃあ、次回診察に行った人は置いてあったら、あ、先生ゲットできたんだなって事ですね(笑)

柏先生:そうだね。楽しみにしといてください。(笑)

ハートクリニック横浜・院長プロフィール

編集部

K2インターナショナルグループから放たれた現代社会への刺客。書類上は七人で構成されていることになっているが、実態は謎に包まれている。組織のモットーは『節度ある暴走機関車』。