キボーリージャーニー Vol.7 木彫り熊資料館編②
木彫り熊資料館へ、いざ入室!
閉ざされた扉をオープンすると、そこはもう木彫り熊だらけの世界。
ときめくけど、独特な空気感。正直、ちょっとこわE
室内静寂の中に、温湿度調整の機械音??ずっとコポコポいうてます・・・。
そんな中、四方八方クマに囲まれております。
前知識なしでたまたま興味本位で入ったならば、忘れられない体験となりそうな雰囲気。
展示品は撮影OKのものと、NGなものがあり、順路通り進むと、スイスの木彫り熊など、時系列に木彫り熊の歴史を追える展示となっておりました。
抽象熊コーナーには、柴崎熊が大量鎮座!
熊なのか・・・?という議論もあるようですが、生で見るとやっぱりこれは熊でしょう!と思える、質感と迫力がございました。熊を彫ろうと思って、この表現に至ったのが、すごい。
最近の熊彫りブームで、柴崎熊を模したものが生まれてますが、熊をこのように表現したことに、柴崎氏と熊との関係性・対話が見えるようで、なんとも味があるのです。そして、見飽きない。このコーナーでたっぷり時間を過ごさせていただきました。満足満足。
根本勲氏の熊以外の抽象動物の作品が見れたことも、行った甲斐がありました。
羊、きゃわわ。小さい作品でしたが、どれも木目の活かし方が繊細です。
私的第1位の木彫り熊も展示されておりました。下からの角度が迫力を感じます。熊だぁ~。
そのほかにもこんな感じで、かわいい熊たちも展示♪西洋的な感じですね。
馬とかフクロウも混ざってます♪(このゆるさもいいね!)
加藤氏の座熊もかっこえぇ!!
人生相談して、怒られたいと思わせるくらい親分肌な佇まいです。
鈴木氏の吠え熊も、きゃわわでした。
どの熊も熊への愛情、愛嬌が増幅されてて魅了されます。
最初はこっわ!と思いましたが、見ていくうちに慣れてきました~。
結局1時間近く滞在。その間にほかの入室者はゼロでした!
資料館の外には、木彫り熊発祥の地の碑と、八雲開拓・木彫り熊を八雲の地に紹介した、徳川さんの碑もありました!
「徳川さん」とだけ彫られているところがシュールだけど、八雲の人から親しまれていた感じが伝わり、ほっこり。それ以上の説明は不要ってことですかね。
木彫り熊資料館すぐの永井製菓さんでは、木彫り熊せんべいが売られております。
次回は、駅前に戻って、喫茶ホーラクさんの様子をお届けします!