M6ミュージカルアクト
2023年3月23日

Vol.6 舞台の出来は小道具で決まる!?  ~ミュージカルアクト流映える舞台の作り方~

スタッフS


子どもたちも加わり、出演メンバーが固まったM6ミュージカルアクト。
経験も技術もクオリティも不足している我々の舞台を見栄え良く支えてくれる、今年の小道具・大道具を紹介していきます♪


白黒で統一したり、
小道具を最小限に留めたり、
ミニマルな舞台はそれはそれで美しいし、
その中でも見ごたえのある作品を作ることは出来る。



…そう、技術があれば。

それは制作側の技術であり、
演者の技術である。

普段からミュージカルをしているわけではない我々が、
そのようなクオリティに到達することは非常に難しい。

それでも最大限華やかな舞台を作るために毎年色んなものの力を借りているのだが、
その内の1つが小道具・大道具。

もちろんそれも、準備出来るものには限界はある。
出来る限りで揃えて活用し、毎年少しずつ使えるものを増やしていっている。


今年上演するのは、80年代のアメリカを舞台にした作品。
小道具を検討するうえで、
当時の服装をマネするのは難しくとも、
多様な色を取り入れて賑やかな雰囲気を作りたかった。


そんな思いが形になったのが以下のシーン↓

小道具を使わないと、何の面白味もなく、意味も伝わらないこの場面も…


もともと備品で在ったアフロウィッグを付け、カラフルな軍手をし、
<ブルースブラザーズ>のアイコンである黒いサングラスを掛けると、
あら不思議!

ちょっと舞台っぽい!

更にポリス役の子にはコスプレポリス衣装を、
牧師役の子には牧師のコスチュームを準備した。
(牧師のコスチュームに関しては、演者の子の体格が良く、生地がピチピチでキョンシーみたいになってしまったのはご愛敬)


そして、ただ白色で場面のイメージを作りづらかった後ろの壁には…
特大バナーを貼り付けます!
(こういうの、日本だと高いけど韓国でお安く出来るのです☆)

▲アメリカの街並みとライブ会場をイメージした2種類のバナー。これと黒色のバナーを使い分け、場面を作っていく。



こうして道具の力を借りながら、力不足を補い、
それっぽく作り込んでいっている我々ミュージカルアクトなのでした。



・・・・・・・・
今日のミュージカルしなかった度 40%
小道具を身に付けて、ミュージカルした気分に気になったので☆

スタッフS

K2所属3年目のスタッフ。敬愛するものは太陽の塔(岡本太郎と言うより太陽の塔)。他にも民芸品や美術品など、生活の糧にはならないが心の糧になるものをチマチマ集めながら暮らしている。