K2クラブハウス
2025年9月1日

まだまだ語りたいGQuuuuuuX!

編集部

こんにちは!
今回のアニメ語りはみんな大好きガンダム!!からGQuuuuuuX!!

今回はじっくりと、その熱い魅力を掘り下げていきたいと思います!
登場人物は、熱いガンダム愛を語るタカ、的確な分析で会話をサポートしてくれるマサヒデさん、そして僕の3人です。

本日は「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」です!

この作品を説明するとしたらどんな感じですか?

この作品を一言で表すなら、「熱狂的な初代ガンダムファンが考えた最強の二次創作」なんですよ。公式が、僕らが妄想していた「もしも」を、最高のクオリティで実現してくれたんです!

これはね、「もし一年戦争でジオンが勝っていたら」という「仮想戦記」なんです。現実の歴史で例えると、第二次世界大戦で日本やドイツが勝っていたら…というような話。だから僕たちが知っているガンダムの歴史とは全く違うんですよ。

初見の視聴者にとっては、最新のガンダムを楽しめる一方で、既存のファンにとっては、長年議論されてきた「IF(もしも)」の答え合わせとして楽しめるという点が特徴的ですね。

この作品のすごいところは、ただ仮想戦記を描くだけじゃないんです。物語の冒頭が、初代ガンダムの第1話とまったく同じなんですよ!

え、同じってどういうことですか?

セリフ回しから、モビルスーツの動き、カメラアングルまで、本当に細部まで忠実に再現されているんです。違うのは、メカニックデザインと画質くらい。まるで、記憶の中にある初代ガンダムが、最新の技術で蘇ったような感覚なんです。

機動戦士ガンダム第1話を完全再現されたGQuuuuuuX。しかしガンダムのデザインは同じではない。ここは違うようにしたのかと思いきや、、作品を見ていくとわかる。

テレビ放送版では、初代のCMアイキャッチまで完璧にコピーされていたそうですね。セル画のタイミングまで一致しているそうで、そこまでこだわるのかと。驚きました。

それはもうファンへの愛ですね!
でも、それって初代を知らない人にはついていけないんじゃないですか?

そうなんです。でも、それがまた面白いんですよ。「アルテイシア」というシャアの妹の名前を武器の名前だと思っていた初見の人もいたみたいで(笑)。

だからこそ、旧来のファンは「そういう見方もあったんだ!」と、新しい発見ができる。そして、新しいファンは「これって元の作品ではどうだったんだろう?」と、初代に興味を持つきっかけにもなるんです。

GQuuuuuuX世界でのアルテイシアがどうなったかの描写もチラッとでてくる。

キャラクターと小ネタが織りなす「沼」の世界

最初はファンサービスが強くて、「知ってるシーンばっかりだな」と思ってたんですけど、物語が進むにつれて新しい登場人物たちにも愛着が湧いてくるんです。特に、ギレン総帥がアッサリ退場したりする一方で、キシリア様の女性人気が意外と高かったりして。

キシリア様のキャラがより描かれている。

キシリア様が人気なんですね!

そう、見せ場がかなり多かったんです。それから、この作品はとにかく小ネタの宝庫なんです!例えば、クランバトルのランキング画面に映るチーム名が、後の「ティターンズ」を連想させる名前だったり。

そういう小ネタは、制作陣の深いガンダム愛と、設定の緻密さを感じさせますね。
劇場版や旧作を何度も見ている人ほど、こうした隠れたメッセージに気づくことができる。

そうそう!あと、別のガンダム作品のキャラクターに似た人が出てきたり、お金の単位が「ポケットの中の戦争」と同じだったり…。本当に細かいところまで作り込まれていて、何度も見返したくなるんです。

これだけ魅力的な作品だからもっと見たいって思うし、シーズン2とかやっても良さそうですよね。なぜ全12話で終わっちゃったんですか?

確かに、もっと深掘りできた部分はたくさんあります。

でも、これは現代のアニメの売り方に合っているんだと思います。
昔の50話を超えるような作品は、レンタル店にわざわざ足を運ぶような、熱意あるファンが中心でした。でも、今のサブスク時代は、誰もが気軽に作品に触れられるので。

今の視聴者は、テンポが速く、短時間で完結する作品を好む傾向がありますからね。全12話という長さは、これから見始める人にとっても心理的なハードルが低く、サブスクで一気見しやすいのも良い。

そうなんですよね。だから、この作品は、長年のファンだけでなく、新しい視聴者も呼び込むために、あえてこの構成を選んだんだと思います。この作品は、過去のファンへのサービスと、新しいファンへの配慮、その両方をしっかり考えて作られた、現代のガンダム作品の理想形と言えるのかもしれません。


ほんとにいくらでも深掘りできるし、深掘りしなくても楽しめる最高の作品ですよね!

ロボットアニメでしょ?みたいなイメージの方も、まだ見たことない方も是非見ていただきたい! そしてそのまま初代ガンダムを劇場版でもいいから視聴していただきたい!重厚な人間ドラマ、熱い友情、裏切り、敗北、恋、、などなど何度見ても飽きないです。アマプラなどでも見れますよ!

編集部

K2インターナショナルグループから放たれた現代社会への刺客。書類上は七人で構成されていることになっているが、実態は謎に包まれている。組織のモットーは『節度ある暴走機関車』。