サバイバル企画「終末世界を生きのびろ!チープでハックな日々是アウトドア生活」
※本記事は 2022年12月1日(木)に実施した、配信イベント、「終末世界を生きのびろ!チープでハックな日々是アウトドア生活」 のまとめです。
K2DOCが満を持してお届けする、唯一無二のコンテンツ。
アウトドアスペースオーナーのまさひでさんによる
こんな時代だからこその大型サバイバル企画!
この企画のベースになっているのは、まさひでさんが若かりし頃から愛読してやまない、知る人ぞ知るコミック…
さいとうたかをの名著
「サバイバル」
「サバイバル」は、大規模な地殻変動によって起きた大地震に襲われた日本列島で、たった独りぼっちになってしまった13歳の少年が、ぎりぎり生き延びる中で成長していく物語。
主人公のサトルくんが、想像を絶する大災害で荒れ果てた世界に放り出され、廃墟や自然の中から道具を見つけ出しては、工夫を凝らし、身を守り、火を起こし、食べ物を手に入れ、涙ぐましくも懸命に生きる様子が描かれています。
作品とテーマ紹介
まさひでさんのオススメする胸アツポイントは、作品に登場するさまざまな道具たち。
ふつうの中学生だったサトルくんが、過酷な終末世界を生きのびる中でゲットするアイテムたちを使いこなして、熟練していくくだりがたまらない!
さらに話数が進むにつれ、シェルター造営、食料の確保や保存、畑での栽培、火起こしなどなどスキルアップしすぎて、もはや怖いものなしになっていくサトルくんですが、運命のいたずらが待っています。
それが「アイテム没収イベント」!
終末世界の自然は、残酷にもサトルくんを何回かゼロベースに揺り戻します。しかし、すでにレベルアップしているサトルくんは、いつもいつも非常に落ち着いて体勢を立て直すのです。つ、強い…!
気になった方は、本作品、非常に読み応えがあるので、ぜひお試しを!!
2022年12月の第一回配信では、まさひでさんよりサバイバルの世界観とアイテムにまつわる作品の見どころを紹介した後、二大番組企画へ。
企画その1
まさひで流「サバイバル必携グッズランキング!」
まさひでさんのアウトドアギア10点から、上位5点をゲストが回答。同時にオンラインでの参加者からの回答も募って、双方向でのクイズ形式!
会場とアンケートの結果を受けて、まさひでさんより結果が発表!
5位 レジャーシート
4位 なた
3位 コッヘル
2位 ファイヤースターター
1位 ナイフ
サバイバルで有名なディスカバリーチャンネルのエド・スタッフォードも、SHELTER, FIRE, WATER, FOODと言う通り、まさにその4原則を守った内容。
企画その2
「火おこしチャレンジ!!」
ランキングで紹介した10点のアイテムを使って、実際にその場での火おこしにチャレンジ!
はじめはゲストのなかむー、よしたかくん、まっつんの3人が挑戦。
約5分間、3人が奮闘しましたが、火おこしは残念ながらできず。
満を持してまさひでさん登場!しかも企画になかった、3分でのタイムアタックに挑戦!
周囲が固唾を飲んで見守る中、まさひでさんのトライアルが始まりました。
なたで手際よく薪を細くして、その薪をナイフで削り出してフェザースティックを作り…
麻ひもを細かくほぐして、フェザースティックを上にのせ、ファイヤースターターで火花を起こすと…!
点火しました!が…あれ…?
おや…?
なかなか、期待していたような、まとまった火が起きませんでした。。。(T_T)
収録中に雨が降って薪や焚き火台が湿ったり、気温が10度を切ったりと、火おこしには最悪の条件下でしたので、タイムアタックには無理があったようです。
しかし方法論としては、とても理にかなったものなので、ぜひ機会があればお試しください。
なぜ今、終末世界なのか?
サバイバルなのか?
サバイバルと、終末ものを今取り上げる意味ですが、有史以来、人類はこの世の終わりに思いを馳せ「この世の終わりの後の世界とはどんなものだろうか?そこで私たちは生きていけるのだろうか?」というこのテーマを考え続け、古くはヨハネの黙示録、創世記のノアの方舟に始まり、多くの映画や小説の題材にもなっています。
でもね、終末世界は、SFやファンタジーの世界のみの出来事なのでしょうか?
現実の世界を生きる我々にも、その足音が忍び寄っているように思えませんか?
「戦争は爺さんが決めて、おっさんが命令して、若者が死ぬ」大橋巨泉
「新しい戦前」というキーワードが話題になるように、世の中はあやうくなってきているように感じられます。
ねえ、若者よ。
讃えられて戦場に赴き、命令に忠実に従って人を殺したとしても。戦地で飢えて寒さに凍えていたとしても、誰も助けてくれません。
あなたが震える同じ夜に、政府の偉い人たちは、暖かい部屋で、てかてかした顔でグラス片手にチェスでもするように戦況を語っている。それが戦争です。
サバイバルの心得と精神は、自分を助けます。
生きのびる力になる、その力が自分にはあると思える。それがこの企画の根底にあります。
そしてスペースタイトルにもある「チープでハック」は、今回スペースを立ち上げるにあたって巷のアウトドアブームに、若い人もやってみたいなぁ、と思いつつ、道具にそれなりのお金かかるけど、お金ないし、と思い諦めている人も多いのではという話になり。
いや、実はそうでもないんだよ、あるものやリサイクルでなんとかなるんだよ。いやいや、こんな工夫こそが楽しいんだよ。
それが、まさかの時だけでなく、アウトドアを楽しめるアイテムにもなるよ。
そこもお伝えしていきたいね、という思いがあります。
そうした視点で楽しみながらも、知恵と工夫を身につけていけるコンテンツを発信していきます。乞うご期待!
次回2月9日
ダコタファイアーホールに挑戦!!
次回は、アメリカインディアンの知恵と叡智の結晶、ダコタファイアーホールが、250ソーシャルファームに出現するかも!?